てぃーだブログ › 家にいて、こんな毎日。 › こういうところで、

2013年01月12日

こういうところで、

こういうところで、


        全国各地にあるゑびす社3385社の総本社

     
        泊まった旅館のエレベータ室内に張られていた

        神社案内の紙

        「 朝 9時 、昼 3時に おつとめがあります 」
  
        巫女さんが神楽を舞っている写真

        その張り紙で、せっかくだから、見に行こう。

        朝ご飯をすませて、 

        雨が降り出したから、旅館の傘を借りて

        ほんと、すぐ隣に神社があるので、気軽に出かけた

        神社の境内は、お正月を迎えるため 植木屋さんが
 
        しめ縄をかけかえていた。

        ほかに人陰もなく、 おつとめの時間まで、境内を一回り

        社務所から、神主さんらしき方が3人 巫女さん1人が出てきた

        1人の神主さんは、境内入り口に据えられている太鼓をたたいた

        本殿の奥の間に 神主さんが1人、 次の間に1人、

        太鼓をたたいた神主さんは、横の廊下のようなところに巫女さんと座っている

        祝詞 というのか、お祈りの言葉が述べられる

         日本国の安寧を願っているようなフレーズ

        マイクはないけど、本殿中にブワンブワンと響きわたる

        モンゴルのホーミーのような、1人の声なのに、重唱しているように聞こえる

        年季の入った渋い声

        祝詞のあと、 本殿 一番手前の広間で巫女さんの神楽が始まる

        おつとめは15分から、20分ぐらいで終わったと思う。

        お勤めの間 手を休めていた植木屋さん2人、

        おつとめを見学した、私と連れの2人。
    
        しかも、連れは 浴衣にダウンをはおって、下駄ばき。
    
        ちょっと、神様の前に出るのは、はばかられる格好でね。

       
        境内にいた人は、神職を除いて この4人だけ。

        見学している人がいても、いなくても、かわらずに

        毎朝、そしてお昼も、 きっと1年365日、かわらずに

        祝詞を述べ、神楽を舞い、

        おつとめは続けられているんだろうね。

   
        実は、このような方々の 誠実な祈りで 日本の国は保たれているのでは、


        なんて、信心の心は皆無の私でも、真剣に考えましたよ。
       

        
   



Posted by あして・びっち at 23:52│Comments(2)
この記事へのコメント
美保神社だよね。
こんな山陰の辺鄙な場所へ総本山があるなんて、ほんと不思議。
大陸と強く関係あるんだろうなあ。
山陰は神話の国。いろいろ本を読んでるとおもしろいこといっぱいあるみたいです。
美保に、ますます行きたくなりました。同じところに泊まろっと。
Posted by おきなべおきなべ at 2013年01月13日 19:10
おきなべさん

美保神社です。
神社がまちを支えている感じがしました。
人に媚びることなく、信仰でたっている清い感じです。

24時間お風呂に入れることと、
文化財指定に指定されている朝食会場に惹かれて
予約した美保館です。
すごく、丁寧に迎えていただきました。
夏に行くとまた、海の活気が違うだろうなと思いました。
もう一度、行きたい場所です。
Posted by あして・びっちあして・びっち at 2013年01月14日 00:32
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。